おいしいお茶を、
ひとりでも多くの人に。

「ふじヱ茶房」では、初代山本嘉兵衛の想いを込めて、
お客様一人ひとりにお茶を淹れさせていただきます。
此処でしか味わえない玉露や煎茶はもちろんのこと、季節毎の和菓子もご用意しております。
ほんのひと時でも、お茶の時間の豊かさを感じていただければ幸いでございます。

脈々と受け継いできた
伝統と革新。

元禄三年（1690年）、私たちは茶商のひとつとして此処日本橋で創業しました。
永谷宗円によって煎茶が発明され、
それを最初に販売したのが山本嘉兵衛商店（現在の山本山）であったと、
明治期の茶業通鑑に記されております。
以来、脈々と煎茶の味を広めるべく、茶業を続けてまいりました。

伝統を続けるとは変わり続けること。私たち山本山は、
伝統を守りながらも、時代とともに新しい息吹を商品に吹き込み、
革新を次世代に繋いでまいりたいと存じます。

ひと手間を惜しまず、
お客様のために尽くすこと。

丁寧に温度を冷ましたお湯で入れる煎茶は格別です。
ひと手間を惜しまず、お客様のために尽くすこと。
それが江戸の商家としての私たちのおもてなしの心です。

此処でしか味わえない特別なお茶の美味しさ、
一煎々々心を込めて繊細かつ丁寧にお茶を淹れる所作──。
「ふじヱ茶房」はお茶本来の豊かな味わいを“五感”で感じていただける
茶房でありたいと願っています。

次の300年に向かうために、
新しい文化を発信する場として。

煎茶が普及して300年余り、
私たち山本山は日本全国に広がる茶産地とともに歩み続けて参りました。
山本山が扱う「お茶」や「海苔」は、決して派手な食材ではありません。
だからこそ、本当の日本の美味しさをご紹介したいと願っています。
そして、国内だけでなく、外国のお客様にも日本の文化を知っていただきたいと。

山本山創業以来の“不易流行”の精神で、
今、私たちは創業の地である此処日本橋に新しく
「ふじヱ茶房」を開店いたします。
次の300年に向かうために、新しい文化を発信する場として──。